おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

介護生活15 おばさんが手術!!

f:id:oohiratt:20190622085811j:plain

No. 69

<2019年6月22日 私から娘へのレター>

さて、おじいちゃん(父)の対応に奮闘していたある日、伯母が突然「手術するわ!」と電撃告白!!

 

実は伯母、同居当時から右足を痛そうに引きづっており、でも「もう生涯、この痛みとお付き合いしていかなきゃいけないのよね~」と普段から言っていたのですが。。。

 

伯母は「変形性関節症」を患っていたのです。
これは確かに痛いに違いない。。。
鎮痛剤で毎日乗り切っていたのです。
睡眠薬を飲んでいたのも、この痛みでなかなか寝れなかったからかもしれません。

 

ところが突然「手術する」と!

 

伯母さん:私、手術するわ!

私:えっ、突然どうしたのですか?

伯母さん:友人に話したら関節置換術っていう手術があるらしいの

私:知ってる知ってる。つまり人工関節だね。大丈夫?

伯母さん:高齢でも大丈夫なんだって。

私:どこの病院?

伯母さん:東大の整形外科よ!

私:あそこの整形外科は有名だから。。。でもどうやって紹介してもらったの?

伯母さん:初診で予約を取ったの

私:えーっ! 主治医には断ってないの?

伯母さん:大丈夫よ~

私:まぁ、ゆっくり考えましょう。伯母さんにとって一大事だからね!

伯母さん:あら、来月、もう手術の予約を取ったわよ! 再来週から入院。

私とかみさん:えーーーーーーっ

 

そう、おじいちゃんのお世話シフトには伯母さんが欠かせなかったのです。

 

同居最初の約束で、伯母さんは朝食、昼食、寝起きの準備、日常のお手洗いの対応をしてくれてました。

 

かみさんは受験などを控えた3人の子供達の世話、横浜に住む自身の父親(要介護3)の介護があったので、おじいちゃんの夕飯や病院付き添い、ケアマネさんとの計画立案などで精いっぱいだったのです。

 

伯母が入院となると、朝食、昼食、寝起きの準備、日常生活の特にお手洗いなどはどうしたらよいか、熟考しなくてななりません。我が家の生活が立ち行かなくなる危機!

 

正直、もっと事前に相談してほしかった。。。

 

伯母が介護不参加の場合の介護計画の変更は必須で、ヘルパーさんのスケジュール調整なども全てをここ数週間でこなさなければなりません!!

 

これはかなりの大騒ぎ。

 

子供達にも事情を説明し、できることはお手伝いするようにお願いし、当然私も泊りがけの出張は極力減らし、介護休暇もフル利用(←この制度のおかげでかなり助かりました)する決意。。。。

 

こうして、伯母抜きの本格的なおじいちゃんの介護を経験することになりました。。。