介護生活67 特養の面談は涙で訴え!
<2019年10月10日 私から娘へのレター>
おじいちゃん(父)の特養申し込みをすると、直ぐに事務局から面談のアポイントメントが来ました。
そう、事務局によるおじいちゃんの状況の「緊急性」の確認です。
ここで緊急性が認められないと待合の順位が下がってしまうので、きちんと現状を訴える必要があります。
世の中には、我がおじいちゃんよりも、もっと深刻な状況の高齢者(一人暮らし、老老介護、生活保護など)がたくさんいらして。そういう方々が第一優先になるのは当然だと思っています。
一方で、我が家のような窮状も事実としてあるので、ここはきちんと特養のスタッフの方々にお話ししました。
お伝えしたのは、いつもの如く以下の通り。
・要介護3である事。
・同居の伯母が要介護2でかみさんの義父さんも要介護2である事。
・やさしい叔母はおじいちゃんの介護によって骨折による入退院を繰り返している事。
・子供たちはまだ学生なので、子育ての絶頂期を迎えており、まともな介護をするには極めて多忙な事。
・私自身も仕事で人生で一番多忙を極めている時期である事。
・結果的にかみさんが介護関係の全てを担当し疲弊してきている事。
・etc...
結局、こういう話をしていると、自然と泣きたくなってきます。。。
伯母の骨折、救急搬送シーンや子供たちの反抗期の対応、おじいちゃんとお義父の週一横浜詣、伯母の週2回のお見舞、残業せずに出来るだけ家で仕事、出張は最小限、可能な限り日帰り。。。
頭の中をグルグル回ります。
ほんとに多忙なんだなぁ。。。と
そう思うと、自然と泣顔、涙声になってしまいます(わざとではないのです)。
そう、最初は入居許可のためならウソ泣きでも何でもするぞ、と意気込んでいたのですが、結局、お恥ずかしながらちょっと涙をウルウルさせて、自分の境遇の窮状を事務局に一生懸命訴えるのでした。。。