介護生活70 娘が1番の応援団!
<2019年10月13日 私から娘へのレター>
おじいちゃん(父)の様子見は、やはり畑の収穫や苗の植え付け、種まきにまだ興味を持ってくれている娘が一番協力的です。
なので娘がおじいちゃんの一番のお気に入り。
それにこの頃、娘、イラスト描きが大好きだったので、おじいちゃんの似顔絵を描いては渡し、描いては渡し。。。
もちろんおじいちゃん、しわくちゃな顔で大喜びです。
居合わせた介護スタッフの方も目を細めて褒めてくれます。
娘は幼いのか、優しいのか、おじいちゃんが何度も同じ質問をしても、的外れな答えをしても、ケラケラ笑って受け流しながら、全く意にせず話しかけます。
肩を揉んでと言われたら揉むし、腰を叩いてと言われれば叩くし、繰り返し要求されても「もうこれで〇回目~っ」とか言って笑ってます。
天真爛漫なのです。
亡き母に似てるのか、おじいちゃんもお気に入りになるわけです。
そんな娘の誕生日が近づいたので。。。
私:「おじいちゃんからのプレゼントとして、何か買っておこうか?」
おじいちゃん:「いいね~」
私:「何がいいかなぁ?」
おじいちゃん:「お前に任すよ」
私:「かばんとかがいいかな?」
おじいちゃん:「いいね~。でもかばんは安いの買っても面白くないなぁ」
私:「いいやつは高いし、本人は何だかわからないよ」
おじいちゃん:「いやいや、いいやつを買いなさい。いいやつがどんなものかを知っておいた方がいい」
ということで、後日、かみさんとノンブランドですが革製でしっかりとした、ちょっと大人っぽいかばんを見つけそれを買うことに。。。
誕生日に「おじいちゃんからのプレゼント」だと娘に打ち明けると満面の笑顔!
いままでは可愛い系のかばんしか持っていなかったので気に入ってくれたようです。
もちろん、おじいちゃんの老人ホームにも持っていき、娘から感謝の言葉!
おじいちゃん、また満面の笑顔でしわくちゃ。。。
さて、かみさん。。。
どうも娘に大人っぽいかばんを選んだのでおかしいと思っていたら、自分でも使いたいとのこと。。。
娘に懇願。
でも、これには娘は断固拒否!
「絶対ダメ! おじいちゃんから私へのプレゼントなんだもん」って(笑)