介護生活41 介護休暇があった!
<2019年7月27日 私から次男へのレター>
さて、伯母さん、おじいちゃん(父)が退院したのでしばしば平和の日々。
っとは行かず。。。相変わらずの介護との戦いです。
以前、ご紹介したように要介護3のおじいちゃん、かみさんのお父さん、要介護2に進級した伯母のお世話です。
みんな揃って移動は車椅子。
それにしても車椅子を発明した人って素晴らしい。
こういう人にもちゃんとノーベル賞をあげて欲しいですね。
人類の健康と福祉にどれだけの貢献をしてることか!
全然関係ありませんが、ノーベル賞は「物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済」を対象としてますが、「福祉」ってのも入れて欲しいですね!
そうなれば介護関係の方々も働き甲斐が倍増になるのでは?
優れたヘルパーさん、ケアマネさん、福祉事業や仕組みを発明した方、介護機器やロボットを発明した方、そんな方たちに感謝したいですよね。平和賞とか医学にカテゴライズされるのかな。。。?
さて、話を戻し、2人で老人3人の通院のお手伝い。
通常の月1度の通院の他に、退院後のフォローアップ通院があるので、この頃はとても多忙な日々でした。。。
会社もかなりお休みしました。人生で一番休暇を取った1年です。
そう、そう考えると神経内科の先生の声がこだまします。。。
「このままだと君、介護離職になるよ。。。」
「そんな~~」。。。っと、そんな憂鬱な気持ちも和らげてくれる素敵な制度が、実は私の会社にはあったのです。
そう、「介護休暇制度」。
年間10日間お休みを取得できます。つまり会社が認める取得可能な休暇日数にカウントされません。そして、なんとそのうち5日間は有給!
すばらしい!
これはしっかりと全て行使させて頂きました。
会社の上長や同僚にも、ここに書いている介護奮闘記について、普段からランチの時などに赤裸々に、かつ面白おかしく話していたので、みんさん惜しみなく協力してくれました。
ただ、わが社のこのすばらしい介護休暇制度、一つ欠点が。。。
対象が要介護の父母、兄弟まで。つまり伯母は対象外だったのです。。。
核家族化が当たり前の中、伯母を介護している家族って確かに珍しいかもしれません。
労働組合もここまでカバーするってことを交渉には入れてなかったのですね。。。
「要支援」の方も対象とすべきですね。
「要支援」の定義は、要介護に移行しないように支援の必要な方へのケアですから、ここを手を抜くと結局、要介護に早期に移行です。。。
今度、労働組合の方に提案しておこっと。。。。