介護生活57 やっぱりここでも!
<2019年9月19日 私から次男へのレター>
おじいちゃん(父)、1~2週間に1度の老人ホームへの訪問生活が始まりました!
しばらく経つと、おじいちゃん、なんだかよくわからないパネルを首から下げている。。。
何だろう?
近づいて見てみると、「〇時〇分 トイレ」と。。。
直ぐに気が付きました。。。
「おっ、これはおじいちゃんの必殺技、トイレに連れてけ頻回バージョンだな(笑)」
「もう炸裂したかな?」
近くのヘルパーさんに聞くと、やっぱり。。。。
ヘルパーさん:「しょっちゅう、お手洗いに行きたがるので、前回行った時の時間を書いておくんです。」
私:「そうですか。。。良く分かります。。。我が家でもしょっちゅうありました。。。それにしてもちょっとこれはカッコ悪いなぁ」
ヘルパーさん:「でもこうやって書いておくと、さっき行ったばかりと伝えた時にすんなり聞いてくれるんですよ。。。」
なるほど~! その手があったか。
言葉で納得してもらうより、書いた物で自覚を促すという方法があったのですね。。。
これは目からウロコ。。。
創意工夫。。。
ただし、お部屋に戻ってからはやはり残念な事も。。。
おじいちゃん:「眠くなってきたなぁ。。。」
私:「家と変わらないね~。寝てばかりじゃん。」
おじいちゃん:「何だか腰が痛いな。。。起こしてくれないか?」
私:「はいはい。。。」
ご想像の通り、この後、このやり取りを数回続けるのですが、私の方が根を上げて。。。
私:「もう何回もやってるよ。もうこれでおしまい。」
おじいちゃん:「何だ。。。そんな事言わずに起こしてくれよ~!」
私:「だーめ。がまんがまん!」
おじいちゃん:「わかった」
と言って、おとなしくなると思いきや。。。
ナースコールをおもむろに摘み取って。。。
ピンポーン! ピンポーン!
ヘルパーさん(声):「どうしました?」
おじいちゃん:「腰が痛いんだ~」
ヘルパーさん(声):「はい、はーい!」
えっ、来てくれるんだ。。。
完全に甘やかされてる。。。
おじいちゃん、ドヤ顔だし。。。
ヘルパーさんが来るとテキパキ上半身を起き上がらせ、腰を揉み揉み。
おじいちゃん、気持ちよさそう。。。
私:「すみませんね〜」
ヘルパーさん:「いいでんですよ。いつものことですから。。。」
あーーーっ、ここでもやっちまってるのか。。。
かつて入院したT病院では看護婦さんからクレームを受けてたっけ(笑)。。。
どうやら、おじいちゃんの老人ホーム生活は、そんなに悪くはなさそうです。