おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

スピンオフ5 なんと関節リウマチ発症!

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No. 105

<2019年8月21日 私から娘はのレター>

幸せな日々は結構続きましたが、だんだんと義父さんの体の衰えも出始めてきました。

 

そして、80歳を迎えた直後からなんと関節リウマチに!

 

義父さん、積極的にお散歩をして体を動かしたり、近くの図書館に通って読書をしたり、適度にお酒もたしなんだり。。。結構、優雅な老人生活を送っていて、心配事は持病の不整脈ぐらいだったのですが、ある日を境に手や足の関節が痛いと。。。

 

CRP値が高く、RF値が陽性。。。
指や膝の関節が痛いと言ったら典型的な関節リウマチの症状ですね。。。。

 

なにぶん年寄りなので、まずはステロイド治療で痛みを取り除いてから、他の免疫療法へ移行するとの事。。。

 

先生からは、骨を溶かしてしまうこのステロイド剤の副作用予防の為に、ビスフォスフォネート剤と呼ばれる薬剤も飲むようにとの事。これは骨が解けないようにするお薬ですので、ステロイド治療には必須。

 

 

それにしても疼痛(痛み)ほど人間をがっかりさせる症状はありません。

 

あんなに元気だった義父さんも日に日に元気がなくなり、「疼痛がなかなか改善しない」と、治療に対する不平不満も多発。。。 痛くてキビキビ動けない分、文句も増えてきます。

 

「散歩が良くなかったかなぁ~」とか、「魚をあまり食べてなかったからかなぁ~」とか、今までの生活まで、しなくてもいい余計な反省をしだしたりして。。。。

 

 

関節リウマチはまだ原因の分かっていない病気ですので、誰が突然発症しても全く不思議ではありません。20歳前後の若い女性でも発症するのですから。

 

ただ、80歳以上の年寄りに疼痛は結構残酷ですよね。。。

 

痛くて夜眠れない → 夜間頻尿になる → 寝不足で日中フラフラ → 転倒 → 骨折 → 寝たきり。。。という話もよく聞きますし。。。。

 

年齢的に肝機能や腎機能が落ちているので、初めからきつい薬も飲めません。先生も優しい薬から徐々にきつい薬にスイッチしていくような治療法を取ったようです。

 

まぁとにかく、あまり痛みは改善しなかったようですが、しばらくはこの状態が続くのでした。。。

 

なので。。。

 

焼肉時の話題もすっかり「不整脈」自慢から「疼痛」自慢へ。。。。笑

 

痛たたたっ!