おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

介護生活43 おばと救急車 1st

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No. 97

<2019年7月29日 私から長男へのレター>

かみさんと相談し、おじいちゃん(父)の入所を考え始めましたが、その目安となる伯母の次の入院はすぐにやってきました。。。

 

前回の再入院からわずか2.5ヶ月後です。。。

 

朝、伯母さんのところに行くと、片足をベッドの外に出して「痛い、痛い」と苦しんでます。。。

 

聞くと、昨日からずっと足が痛くてベッドに片足を持ち上げられずに乗せられなかったとのこと。。。

 

とても痛がるので、これ以上体を動かすこともできず。。。私達がこの状態で病院へ連れて行くわけにもいかず。。。

 

仕方なく救急車を呼びます。。。

 

私たちにとってここへ引っ越してきて初めての救急車。

 

仕方がないっ、とは言っても、伯母さんにとっては「早く早く、痛い痛い!」と深刻ですので、ひとたび救急車を呼ぶと逆に家に到着するまでとても長く感じられます。。。

 

そして。。。。

間もなく救急車到着。

 

救急隊員、手際よく伯母さんを担架に移し、「あなたも担架を手伝って!」と言われ担架の一角を持ちあげて救急車へ運びます。

 

もちろん朝一の出来事なので、ピーポーピーポーを聞いたご近所のギャラリーが家の前にたくさん集まっています。。。

 

 

娘は寝間着のまま外に出てきて、「おばさん大丈夫~? 大丈夫~?」と叫んでるし。

 

 

救急車に乗り込むと、どの病院に搬送してほしいか聞かれます。

 

大腿骨置換術を行ったK病院の事を説明すると、直ぐにK病院の救急へ電話。
先方も自分のところの手術患者なので二つ返事で受け入れOKと言って頂いたようです。。。良かった。。。

 

救急車中の伯母さんはホッとした表情ですが、痛みは相変わらず。。。

 

5分もかからず、病院に到着。

 

診断室に入ってからは私は待合室でずっと待っているのですが、これがずいぶん長い間待たされました。。。数時間経って、主治医がやって来てようやく病状の説明です。

 

この話は次に取っておくとして。。。

 

 

我が町の救急施設は実に外国人が多い!!

 

私が到着してからも白人の旅行者や、恐らく日本で働いているインド系の方、中国系の方が続々と救急に入ってきます。さすが国際都市、東京!職員さんもテキパキと英語での対応、慣れたものです。

 

 

伯母さんは。。。

 

あ~あ、今回は間違いなく骨折だろうなぁ。。。?

どこ折っちゃったんだろうなぁ。。。?

足かなぁ。。。?

これで寝たきりになっちゃったらど~しよ~。。。?

 

こんな考えが頭をグルグル。