介護生活20 おじいちゃん転倒!
<2019年7月2日 私から次男へのレター>
それはいつも通りのおじいちゃん(父)の1日の対応が無事に済ませた深夜に起こりました。
おばさんが入院して、介護の対応の中心がかみさんにシフトし、もちろん私や子供たちも出来るだけお手伝いをして、なんとなく朝・昼・晩の生活のリズムが出来てきた時です。「なんとかなるなぁ~」なんて言っていた頃です。。。
何の前触れもなく、それは突然やってきました。
夜中の2時ごろ。。。
その日、長男は塾で夜遅くに帰宅、お風呂でさらに夜遅くなり。。。
就寝しようとした時の事。。。
コンコン、コンコン、コンコン。。。。
何か音がする?
コンコン、コンコン、コンコン。。。。
やっぱり音がする。。。
コンコン、コンコン、コンコン。。。
どこから? 下から?
コンコン、コンコン、コンコン。。。
下からだ!
駆けおりてみると、何と寝室でおじいちゃんが転倒!
おじいちゃん:助けてくれ~!
長男、思わず大声で。。
「大変! おじいちゃんが倒れてる! 緊急事態!緊急事態!」
さすがの大声で、私達夫婦も飛び起き、3階から1階まで駆け下り。。。
「どうした?どうした?」っと。。。。
なんと、おじいちゃん、ベットからどこかへ(たぶん便所?)行こうとして転倒。
足が悪く、腕の筋肉もすっかり落ちてしまったので立ち上がれなくなっていた?
「助けてくれ~!」と一通り連呼するも、誰も来てくれず。。。(←これは想像)
「そうだ!壁を叩こう」と考えたが手も届かず。。。(←これも想像)
とにかく少しもがいた後(←これも想像)、
手探りで孫の手を見つけ(←これも想像)、
やっとこ壁を「コンコン、コンコン」と叩けたようです。
孫の手で孫を呼び出すという。。。なんとも漫画チックなエピソードとなりました。
それにしてもこの事件以来、「おじいちゃんを一人家に置ておくのは危険」という結論に達し、おじいちゃんが在宅の時は、平日でも休日でも必ず誰かが家に居ることが必要ということになりました。。。。
これがまた結構たいへん。。。