おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

介護生活21 土日に外出ができない。。。

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No. 75

<2019年7月2日 私から娘へのレター>

おじいちゃん(父)の転倒事件以来、週末は誰かが家に居なくてはならないという新しいルールができたため、リスクはみんなで分散し、家族総出で対応する事にしました。

 

私もかみさんもたまには息抜きでプライベートの外出も必要だしね。。。

 

そんな時は子供たちもかんばります。

 

3人の子宝に恵まれてほんと良かったと、これほど強く思ったことはありません。

 

この時期、子供達、ほんとうによく手伝ってくれました。

 

少しむりくりに、おじいちゃんとの同居の道を選びましたが、結果的に子供達にはとても良い情操教育の一環になったのではないかと。。。。都合よくポジティブに考えるのです。

 

かみさんは相変わらずで、おじいちゃんにしっかり頼りにされ、「Kさーん」対応。

 

次男坊はもっぱら、肩もみ、立っち、枕の位置調整等の「わがまま」対応。

 

娘は朝食や夕食の「上膳・下膳」対応。

 

長男は前回の活躍を買われてもっぱら「力仕事」対応(というか受験勉強でほとんど家に居なかったですが。。。笑)

 

私は寝間着の着替えや、寝かしつけ、お話し相手でしょうか。

 

まぁ、とにかく週末に家族そろってお出かけや外食に行けなくなったのは、なんとなく窮屈でしたが。。。

 

そんな時は。。。

 

「この状態は永遠には続かない。。。叔母さんが戻ってくるまでの辛抱なんだ!」っと

 

自分たちに言い聞かせていたのでした。

 

でも、この生活も慣れてくるとなんとかなるもので、振り返ってみると、まだちょっと元気なおじいちゃんと、一番、長く、深く接することができた貴重な時間だったのかもしれませんね。

 

今のとなっては、もうちょっと長くこの時期を使ってお話したかったと真剣に思うのです。