おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

帯状疱疹25 1ヵ月振りのコンタクトレンズ

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エピソード25

さてさて、ステロイドを抜いていくと、目が痛い、涙がポロポロの頃。。。

 

当然、コンタクトレンズのような異物を目の中に入れることはできず。。。

 

中高校以来、30数年ぶりの眼鏡生活です。

 

もちろん、家でコンタクトを外した時用に眼鏡は持っていますが、仕事では使わないのと、レンズの端の湾曲によるゆがみを緩めるために、度数もちょっと下げ気味なのです。。。

 

ということで、会社の会議でのプレゼンのスクリーンが見えなかったり、外勤中の電車の案内板が見えなかったり、視野が狭かったりと、私にとってはとても不便な眼鏡生活となりました。。。

 

 

特に散髪には困った。。。

 

眼鏡をはずして髪を切りますので、どんな髪型になってるのか全く見えず。。。

 

「このくらいですかね?」、「ここまで切っていいですか?」、「ここどうします?」という問いに即答できず。。。

 

「すみませんが、眼鏡を取ってもらえますか?」ってな感じ。

 

眼鏡時代、こんなことしてたっけ?
眼鏡で生活してる方って、こういう時、どうしてるんだろう?

 

 

それから、眼鏡で生活してる方では常識かもしれませんが、想像以上にレンズが汚れて難儀しました。。。

 

取り扱いが悪いのか、不注意なのか、直ぐに眼鏡のレンズが汚れるのです。。。

 

いつもは眼鏡やサングラスを買った時についてくる眼鏡クリーナーのような布はポイっと捨ててしまうのですが、この時はこれが必需品に。。。

 

かみさんのやら、息子のやらのを貰って。。。

 

常時2枚持ってました。

 

忘れた時用に、かばんの中にもう1つ。

 

眼鏡が汚れると、これがまたプレゼンのスクリーンが見えないだけでなく、手元の資料までも見えない。。。

 

眼鏡で生活している方が、仕事中に眼鏡を拭くシーンをあまり見たことが無い、あるいは今まで気にもしなかったので視野に入らなかったのか、まったく記憶にない。。。

 

いつ、眼鏡拭きってやってるんだろう?っと思ったりして。。。

 

そんなこんなで、次第に「このまま眼鏡生活になったらどうしよう。。。」と真剣に悩むようになっていくのです。。。

 

「良く見えないし、視野は狭いし、直ぐ汚れるし、そもそも似合わないし。。。」

 

こんな感じで「一生これ使うの?」というキーワードに恐れおののく。。。

 

でも根っからの楽天家の私は、直ぐに気を取り直しました。
「おっ、そうだ! コンタクト代が浮くぞ! 2ウィークコンタクトで3ヵ月分でだいたい左右で5000円だから、1年で20000円の節約!これで何か贅沢すればいいか!」

みたいな。。。

 

まぁ、そんな事をブツブツ考えながら、なんとかクリスマスの頃にコンタクトがつけれるくらい目の痛みも治ってきたのでした。。。

 

久しぶりのコンタクト。。。

 

おっ、男前!

 

眼鏡さん、ありがとう!
そして、さようなら!