介護生活99 いよいよ転院が。。。
<2019年11月24日 私から次男へのレター>
おじいちゃん(父)の入院するKD病院、約1ヵ月の誤嚥性肺炎の治療が終了し、すっかり熱も下がったのですが、中心静脈栄養が取れることはなく、おじいちゃんは相変わらず手にミトンをつけて病室に横たわっています。
そして主治医の院長先生と面会。
治療は終わったので介護療養型医療施設へ転院する時期が来たとの事。。。
当然のことながら、中心静脈栄養が必須なので、特養にもいけないし、今の老人ホームにも帰る事ができません。
ではどうすれば??
先生、この時、やたら強引に自分のKD病院関連施設を薦めました。
費用は30万円/月はかかるけど、どこに行っても同じような値段だよと。。。
ちょっと待ってください。。。
これは今までの老人ホームの費用より1.5倍も高い!
おじいちゃんの年金では赤字になります。
赤字になるということは、貯金を切り崩すことになります。
おじいちゃんの貯金が底をついたら我々のお金から負担しなくてはなりません。。。
そう、簡単にはYesとは言えません。
しかもKD病院関連施設は私達の家から遠すぎ!
いままでのエピソードにもたびたび出てきましたが、私達にとって遠距離を通うのは精神的にも体力的にもこのKD病院の距離で限界なのです。。。
ということで「ソーシャルワーカーさんいるでしょ?」っということを思い出し。。。
ソーシャルワーカーさんを紹介してくれと強くお願いし。。。
ソーシャルワーカーさんに自宅の近所の介護療養型医療施設を探してもらうことに。。。
「東京都内となると、先生の関連病院よりも高くなるのかなぁ。。。?」っと不安な気持ちでしたが、「同じような値段なら近い方がいいや」という判断です。
それにしてもこの院長先生のKD病院関連施設への勧誘はかなり強く、私達の不信を買いました。
弱い立場の介護者側の心理なのでしょうか。。。
最初からこの転院ルートを見込んで中心静脈栄養に切り替えたのでは?っと疑いたくなってしまいます。
緊急だったとはいえ、家族に無断で(電話で確認できたはず)中心静脈栄養へ切り替えましたし、なんだかいらぬ妄想が。。。
あの時の丁寧でなかった対応が、こういった場面であらぬ妄想、疑念を生むのです。。。
そういうあらぬ疑念もあったので、どうせなら多少高額でも自宅の近くを探そうと強く思うようになりました。
でも、お金が。。。ちょっと心配。