おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

介護生活87 難病医療費助成の申請

f:id:oohiratt:20191108222937j:plain

No. 155

<2019年11月8日 私から次男へのレター>

さて、いよいよおじいちゃん(父)の指定難病の申請作業です。

 

KK病院の優秀な女医さんが鑑別してくれた「進行性核上性麻痺」ですが、これは都が指定する難病であり、申請をすれば他の都道府県の病院でも効力を発揮する「医療券」を提供してくれるという代物です。

 

「保険政策部疾病対策課難病認定」と書かれた舌を噛みそうな窓口に行って、申請書に先生に書いて頂いた診断書を添えて提出するのみです。

 

直ぐに「医療券」という冊子を頂くことが出来ました。。。こちらもかみさんが対応。

 

それにしても、この医療券がとっても優れものなのです。

月の医療費の上限額が何と20000円に減額されます!

 

おぉっと。。。今回支払い済みの入院費も還付されるかと思いきや。。。日を遡る事はできず申請日(発行日ではなく)から有効とのこと。ガッカリ。

 

入院中も、ずっと前も「進行性核上性麻痺」なんだから遡ってくれるといいのですが、さすがにそこまではしてくれませんでした。これが申請主義の悪いところですね。

 

もっと早くに鑑別してもらっていたら、かなり医療費も節約できただろうに。。。

 

っと思いきや、実はおじいちゃん、これまでほとんど入院や高額な医療費請求は無く、月に20000円を超えるような通院は今までなかったのですが。。。

 

<私の心の声>

できたら伯母の骨折&入院費を月上限20000円にしてもらいたい。。。。

 

 

さて、この制度、後々、おじいちゃんや私たちのような家族にとっては非常にありがたい制度でしたが、いろいろと不審な使われ方にも出くわしました。。。

 

その話はまた後ほど。。。