介護生活35 おじいちゃん検査入院
<2019年7月20日 私から次男へのレター>
さて、伯母の入院中、おじいちゃん(父)をいつものT病院へ連れて行くと、精神内科の先生が。。。
「お父様の様子をみると普通の認知症ではなさそうです。一度、検査入院をして、病気が何かきちんと確認し、適切な治療を受けた方が良いのでは?」
おじいちゃんの認知症の症状以外の、ヨタヨタ歩きについて先生も気にかけていただいたようです。
実はおじいちゃんの足の痛みはずいぶん前からあったようです。
まだ意思疎通も普通にできた頃に、千鳥足のおじいちゃんにこれにつて話した事があります。これは当時の会話です。
私:千鳥足だけど足が痛いの? 動かそうと思っても動かないの?
おじいちゃん:しびれるんだ。。。ずいぶん前からいろいろな診療科で診てもらったけど、どうも分からないそうなんだ。。。
私:えーっ、ずいぶん前からなんだ~ (認知症の影響と思い込んでました。。。)
おじいちゃん:足の抹消神経を診てもらったり、足の血管が詰まってないかを診てもらったり、脳神経に異常が無いかを診てもらったけど、どこも正常って言うんだよ。
私:えーっ、そんな前から悩んでたんだ~ (全然知らず。。親不孝ですね。。。)
おじいちゃん:まいったよ。。。
このころのおじいちゃんの足の症状はこんな感じ。。。
・痛い(しびれる感じ?)
・足を前に出そうとしているが、うまく一歩が出てこない
・歩行時にバランスが取れず、手すりなどがないと転倒するぐらいフラフラ
・タクシーやベッドに乗る際に足がうまく上げられない
これに加え。。。
・記憶保持障害を中心とした認知症
・肩が痛い、腰が痛いといった筋肉のこわばり
・箸や鉛筆などを使う際の指の震え(かろうじてまだ使えてました)
これらの症状から、先生は「パーキンソン病」ではないか? っと疑ったようです。
なるほど、高齢、認知症だから仕方がないと思ってましたが、正しい治療をすれば、少しは改善するかもしれないんだ。。。。っと思い、私も二つ返事で承諾したのでした。