おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

介護生活31 やっぱリハビリしないし。。。

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No. 85

<2019年7月18日 私から長男へのレター>

さて、早期退院を望み、望みが見事に叶った伯母は早速、我が家での生活復帰に大満足です。

 

そりゃそうです。やはり自宅が一番。

 

誰からも指図されることはもなく、自由に何でも身動きが可能だしね!

 

退院時に先生と約束した「リハビリがんばります」ですが、これがきちんと実行できたかというと。。。。

 

デイサービスの担当者が来ると。。。

「今日はお客様が来るのでお休みするわ。。。」

 

ヘルパーさんのリハビリが始まろうとすると。。。

「今日は頭痛がするから辞めておくわ。。。」

 

毎日こんな感じ。。。(笑)

 

一見、わがままな老人のようですが、これ自分に降りかかったらどうでしょう?

 

伯母はデイサービスにお世話になること自体が嫌なのです。

 

知らない人がいっぱいですし、まだまだしっかりしているとの自覚のある伯母はデイサービスに行くこと自体、自尊心が傷つくようです。。。

 

はい。確かにデイサービスに行かせるような状態(自宅で介護ができないほどではない)でもないので、家族としても無理強いはできません。。。

 

でも、家族でできないリハビリはやって欲しかった。。。

 

 

このような状況下、私たち夫婦は下記がものすごく心配だったのです。。。

 

・ただでさえ早期退院したので、完全に骨折は治っていない状況のはず。。。

・リハビリ転院しなかったので、同じようなリハビリを自主的やらねば。。。

・デイサービスやヘルパーさんのリハビリをしないとまた骨折するかも。。。

・また骨折となると、生活が大きく崩れるので、それは避けたいなぁ。。。

・先生の約束も守れないなんて心配だなぁ。。。

・甥夫婦が、どこまで伯母さんに強制できるだろうか? 嫌がってるしなぁ~

 

思い切って、伯母にもお話をしました。

「ちゃんとリハビリいかないとまた骨折するよ!」

「ちゃんとリハビリいかないと徐々に歩けなくなるよ!」

「ちゃんとリハビリしないと入院だよ!」

「入院したら先生に怒られるよ!」

 

ほんとんど脅し文句になってますね。。。(笑)

 

子供をなだめる様に。。。うまく丸めこんで。。。。

 

しかし伯母、いっこうに興味を示しません。

 

「大丈夫、大丈夫!もうすっかり治ってるから!」。。。。

「リハビリっていってもたいしたことしないのよ~」。。。

 

なんて言うし。。。

 

しつこく、しつこく、しつこく、しつこく言ってはみるものの。

返事は全く変わらないのでした。。。。

 

さて、その後どうなったか。。。。。。?