おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

介護生活32 おじいちゃんの世話でやっぱり再入院

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No. 86

<2019年7月18日 私から次男へのメール>

リハビリを全くせずに大腿骨置換術後の予後にケアが不十分な状態の中で、伯母は毎日の生活をしていましたが、そのような平和な時期はすぐに終焉を迎えしました。

 

心優しい伯母は、退院すると早速、弟のおじいちゃん(父)のお世話を始めるのですが、さすがにフルフルは無理です。

 

私達もいろいろな面でお手伝いしていたのですが、この頃は伯母の方がおじいちゃんと密着した生活をしており、私たちの苦労に比べたら。。。

 

おじいちゃんの肩叩きや、トイレ、立っちのお手伝いを献身的に始めました。。。

 

 

ところがある日、伯母のうなるような声が寝室から。。。。

 

「腰が痛くて布団から起き上がれないわ。。。」

「痛い、痛い、腰が痛い。もう我慢できない。。。」

 

遂に伯母さんも白旗。。。

 

なんとか足をかばいかばい病院に連れて行くと、主治医をはじめ馴染みの看護婦も苦笑い。。。

みなさんがっかりしたように目で訴えます。。。

「やっぱり戻ってきちゃったわ。。。」

「リハビリ転院しなかったからね。。言わんこっちゃない。。。」

「かえって長期入院かもしれないね。。。」

 

幸い、置換術を実施した周辺で新たな問題が生じたようではありませんでした。

 

骨折じゃなくて良かった(折れてたら自力で病院には行けませんね。。。。

 

どうも治りかけた足をかばって、無理な体制で生活をしてたため、身体のあちこちのバランスが崩れてしまったようです。。。

ある意味、きちんとリハビリし、大腿骨置換術を受けた新しい身体を慣らさなかったが原因のようです。。。

 

思った通りの展開(笑)。

 

もーーっ、しっかりリハビリしましょうって言ってたのに。。。(笑)

 

 

さて、骨折などで入院した家族や知人がいる方、是非、病院(転院)や自宅でのリハビリは十分に実施してくださいね!! 結局、治りが早くなると思います!

 

それから、デイサービスへ送り出すための、良い声掛けが方法があれば教えてください!! 我が家の伯母はいまだにデイサービスには行ってくれずです。。。(笑)自宅での簡易リハビリだけ何とかやってくれてますが。。。

 

なお、このあとも色々な不幸が伯母を襲うことになります。。。

 

その後、伯母に継続的に起こった骨折&入院生活は、やはり最初のリハビリを真剣に取り組んだか取り組まなかったかで、かなり左右されたんだろうな。。。っと、今でも本当にそう思います。

 

さて、伯母のこの入院は約3週間、21日間の出来事。
まだまだ続きます。