おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

資産の整理5 無駄な生命保険と医療保険

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No. 30

<2019年4月12日 私から娘へのレター>

さて、次の難関がおじいちゃん(父)の生命保険と医療保険

 

こちらも請求書は1年に1回なので紙ベースでは調べられず、銀行の通帳の支払い記録でだいたいを把握。保険証書もいくつか出てきました。

 

こちらは何と、おじいちゃんが元気な頃にかなり整理をしてました。キチッと書かれたリストが出てきたのです。おそらく健康トラブルがあった時に直ぐに取り出せるようにした、父の計らいだったのかと。

 

残りの大半は保険金納入が満了で既に積み立て金を入手ずみの物、我々子供たちが自立したので、死亡保険類は必要なくなったために整理をしたのでしょうか?
元気だったおじいちゃんの細かさぶりが見て取れました。

 

一方、後期高齢者保険でわずが1割負担だし、医療費の月々の支払上限もあるし、正直言って生命保険も医療保険もこんなにいらないんじゃない?? 保険料の元が取れてない?

 

そう、保険料はローンの次に高額な支出なのです。

 

 

こういった状況を把握するために初めにしたことが、引出しから保険会社の手紙を片っ端から探すこと。ところが、おじいちゃんが保険会社からのお知らせをあまりにも無造作に捨ててしまっていることが判明。。。

 

ある会社に電話し。。。

 

「私(息子)の名前も連名にして貰えないか?そうすればおじいちゃんは捨てない」
「これからの高齢化社会、1年に1回、保険内容の確認や未申請の有無を確かめたって(法律で義務付けられてます)、本人に確認能力がない場合に家族が確認できなきゃ全く意味が無いのでは?」

でやっぱり、「あなたのご両親や祖父母だったら、こんなことしないでしょ?」っと。

 

1つの保険会社がこの連名の提案を受け入れてくれて(当時は本人原則だったのです)、その話を他の保険会社にすると「会社に相談します」と。。。するとその会社も結局、受け入れてくれて。。

 

これ、最近では普通に手続きとしてありますよね?
離れて住む家族にも別途、お知らせを送ってもらえるサービス。
やはり本人による確認(自著)が必要ですけどね。。。笑


当時はこんなサービスが無かったので、私と同じようなお願いをする家族が全国にいっぱいいたんでしょうね。。

 

保険会社の対応が素晴らしかった!

 

これも、我がおじいちゃんからの社会貢献の一つかな?