おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

介護生活79 なんと、特養が当選!!

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No. 147

<2019年10月27日 私から娘へのレター>

おじいちゃん(父)が誤嚥性肺炎で死相を発散し、優秀な先生が「進行性核上性麻痺」という確定診断がでるという、おじいちゃんにとっても、我々介護家族にとっても衝撃な事実に翻弄されている中。。。

 

なんと、こんな時に「特養の当選」の一報が!

 

人生って残酷。もっと元気な時に声を掛けてくれたらよいのに。。。

 

ここ、我が家から車で15分のMホームです。

我が家から気楽に通えるし、伯母も頻繁に連れて行けそうです。

 

特養事務:「良かったですね! 今月、順番が回ってきそうです。おじいちゃんの入居の可能性についてお聞かせください。」

私:「えっ、本当ですか!! 前回、頂いた順位からだとまだまだかと思ったのですが。。。」

特養事務:「良かったですね!退所の方、キャンセルの方などがあったので。。。」

私:「実は、肺炎で入院中なんです。もうかなり元気ですが。。。」

特養事務:「えっ! それはそれは。。。お大事にしてください。」

私:「せっかく当選なのに、また振り出しからのスタートなんでしょうか?」

特養事務:「入居は完全に回復してからになりますね。まだ数ヵ月は優先的にお声掛けしますので、症状については頻繁に報告してくれると助かります。」

私:「はい! 今はすっかり元気になってるので、退院しましたら直ぐにご連絡します!」

 

特養は通常、病人は入れてくれないそうです。

入院が必要な方は、その予想される期間によっては退所扱いになり、一度退所するとまた改めて申請し、その時の状態を鑑み新たな順位を付けて初めから順番待ちになるのだそうです。

 

なので、しっかり肺炎を直してからの入居を目指します。

 

 

ただ、おじいちゃんの病気、進行性なんですよね。。。

首の反り返りがさらに進行? 少なくとも回復はしないわけですし。。。

誤嚥性肺炎を繰り返すリスクをどう避けたら良いのやら。。。

 

でも、この時点では、何としてでも肺炎を直して、なんとか特養に入れると力強く考えるのでした。。。。

 

お気楽、お気楽!

楽観、楽観!

きっとなんとかなる!