おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

リフォーム8 屋上の倉庫は解体。。。

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No. 53

<2019年5月21日 私から次男へのレター>

さて、屋上のテラスの半分ほどの面積を取っている物置も破棄。

 

おじいちゃん(父)は気づいているのか、いないのか。。。。

 

 

トランクが5っ出てきたし。。。

おじいちゃん旅行好きだったからなぁ~

母のを入れての5つですよね?

 

 

扇風機が3台出てきたし。。。
使い分けてたのかなぁ???

 

 

扇風機3台。。。

これは理由分からずです。。。

壊れてるのか、まだ動くのか?

 

それから3月人形。。。

もちろん姉が生まれた時におじいちゃんから贈呈されたものですが、既に姉からは私に処分を一任すると言われているので、悩ましいところです。。。

 

五人囃子と三人官女は、美しいお顔で素敵なのですが、野ざらしの倉庫の中の過酷な環境下で、お顔にバリバリのヒビが入りまくってます。。。

 

まるで傷跡を縫ったような模様であり、ちょっとあまりにも可哀そう。。。

 

同様に保管していたお内裏様とお雛様のお顔は、なぜか何も影響が無いようなので、恐らく保管場所のコンディションに左右されず、品質の高い作り、素材そのものに違いがあるのでしょう。

 

これらの人形のひび割れ具合の違いからも明らかですが、お内裏様とお雛様をまず購入後に、他の人形たちを順次購入していったようです。

 

なので五人囃子や三人官女はおそらくチープな作りだったんだろうな。。。

 

そのあたりのいきさつを、もう少しおじいちゃんに聞いておくべきだった。。。

 

という事で、お雛様とお内裏様、そして屏風などの周辺グッズ以外は全て破棄しました。

 

今でこそお寺などに人形供養が出来ることを知りましたが、この時は何も知らずビニール袋へ。流石にお顔を見るのは忍びないので、箱に入ったまま次から次へ破棄したのでした。

 

人形を捨てるのはとても忍びない。

 

この辺りの後日談はまた今度。。。

 

 

他には、今となっては不用品以外の何ものでもない衣類がたくさん出てきましたが、これらは多分おじいちゃんも覚えてなさそうなので勿論破棄。

 

蛍光灯・電球などのインフラグッズは、我が家の完全LED化までは重宝したのでありました。