おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

断捨離8 大量の小銭発見!

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No. 18

<2019年3月17日 私より娘へのレター>

さて、まだまだお宝探しは続きます。

 

出ててきました、出てきました大量の小銭!
1円、5円、10円。。。
時々、50円、100円、500円。。。

 

実は、おじいちゃん(父)はコイン集めが趣味で、日本の古銭から記念硬貨、海外のコインの収集が唯一の趣味でした。

 

同居してからしばらく、造幣局から地方の記念硬貨購入のダイレクトメールがしょっちゅう来たほどです。。。

 

きちんと丸いケース(何かのお薬のケース?)にぎっしり入ってるものや、あちこちの机の引き出しにポロポロはいっているのをかき集め。。。

 

この小銭達は、おじいちゃんの趣味とは全く関係ないのですが、やはり働き者の娘が数えることに。

 

約2500円!

 

「それにしても、年寄りはどうして小銭を大量に保管するのでしょう?」っと調べてみると。。。

 

お釣りの小銭をやたらに集めるのも一つの認知症の症状との事。


・支払い時に計算や小銭の選択が出来ない
・大きなお金で支払う
・さらに小銭が財布に蓄積する
・財布がパンパンになるので机の中や容器の中に保管
・その小銭をいつしか忘れる。。。

 

この負のスパイラルにより、大量の小銭が家じゅうに蓄積するそうです。

 

当時は「財布が膨らむから集めてるのかなぁ」っと思ってましたが、そういうことだったのか。。っと、最近やっと気づいたのでした。

 

そうそう集めた2500円は、おじいちゃんが「Mちゃんにあげる」と。

 

私が「焼肉行こうよ」と誘いましたが、「ダメっ、私の」っと一蹴でした。
残念! 焼肉ももう飽きたかなぁ??

 

そうそう、いまや銀行での両替には手数料が掛かります。
でも、口座に入金するのは無料。
ということで、私の口座に入金してから、2500円を引き出して娘に渡しました。

 

おじいちゃん、ありがとう(From 娘)!