おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

リフォーム6 古い家具の処分。。。

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No. 51

<2019年5月15日 私から娘へのレター>

さて、断捨離もほぼ終わった頃、リフォーム直前に「家具の破棄」というステージがやって来ました。。。。

 

引出しに何か残っていないか片っ端から確認し、どの家具を破棄し、どの家具を今後も利用するかを決めるのです。

 

引出しからの楽しいお宝ネタについては「断捨離編」を参照ください!

 

こんなに古い家具でも、いざ捨てるとなると感慨深い。
1つ1つは古い物なので、もはや我が家で再度使うことは考えられませんでしたが。。。。

 

この中のいくつかの家具はおじいちゃんが単身赴任の事に住んでした母の実家からのもの。さらに、幼少の頃にじかに見てきた、しかも新宿への引っ越しにも生き延びた家具達をいよいよ処分するのです。。。。

 

リフォーム屋さんからは、リフォーム工事開始前日に「破棄にはX印、残すのは〇印を書いた紙を貼っておいてください」とのアドバイスを。

 

あれ?
捨ててくれるの??

 

こちらもリフォームで屋内の壁や床、建具を壊して破棄する際、一緒に産廃業者が破棄してくれるとのことでした!

 

リフォーム屋さん、かっこいい!

 

さすがにこんな大きな家具を「粗大ごみ」として外に出すことは困難!
子供たちと「どうしようかな。。。」と悩んでいた矢先でした。

 

珍しいロッキングチェアや大きな茶箱はリサイクル屋さんが回収してくれましたが、他は全て破棄ということになりました。。。

 

リフォーム開始当日の夕方に、少しだけの間、立ち会ったのですが、なんと2階の大きな窓から真下に駐車している産廃車に向かって、取り崩した屋内の壁や床、建具に引き続き、破棄を決めた家具(X印)をバンバン投げてるじゃないですか!!

 

産廃業者の力強さにびっくりするとともに、近所がどんな風にこれを見ているのかも気になってしまいました。。。。

 

 

なんと、家具の破棄の時、おじいちゃん全くの無反応でした。。。。
私より付き合いが遥かに長い家具たちが捨てられるのを見ると、おじいちゃん、きっと発狂してたかなぁ??

 

とにかく、家具類の破棄はかなり大きなプロセスだったのにも関わらず、おじいちゃん無反応という、ある意味、ちょっと寂しい1日となってしまいました(←何を期待しているんだ!!)。