おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

断捨離14 お楽しみはランチタイム!

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No. 24

<2019年3月30日 私から娘へのレター>

断捨離は通常午前中からお昼過ぎまでか、昼過ぎに行って夜までの2パターン。

 

娘はよくついてきてくれました。
前にも述べましたが、本当によく手伝ってくれた。。。

 

当然、ご褒美もあります。

 

ランチや夕飯はおじいちゃん(父)と仲良く外食もしばしば。
この頃はまだゆっくりながら、ヨロヨロですが長距離も歩けました。

 

このおじいちゃんとのお食事が結構面白かった。

 

行く店、行く店、店員さんがおじいちゃんを知ってる。。。笑
散歩がてら、盛んに外食はしていたらしいです。
元気だった頃の徒歩生活圏がわかりますね!

 

お店の方から「あら、お久しぶり!」と声を掛けられることもしばしば。
ご機嫌のおじいちゃんも「ここの〇〇は旨い」など、長いウンチクが続きます。
やはり自慢話っていうのは忘れないものです。。。笑!

 

娘も好きなメニューに、ジュースやデザートにもありつけるのでとっても上機嫌。

 

その娘、おじいちゃんのエスコートもお手の物。
杖が嫌いなおじいちゃんと手をしっかりつなぎ、モタクタするおじいちゃんに慌てず、ゆっくり、優しく接してくれました。
モタクタがかえってオモシロ可笑しくみえたのでしょうか?

 

「おじいちゃん、まっすぐ歩こうね」とか、

「おじいちゃん、車来たよ」とか、

「おじいちゃん、今日は暑いね」とか。。。

まるで小さい子とお散歩するお母さんみたい。

 

きっと通行人から見たら、なんとも微笑ましい風景になっていただろうな。。。
さいころにこのように年寄りをサポートする経験をさせるのは重要ですね。
うちの子供たち、この後のおじいちゃんとの同居で、全員総力戦でおじいちゃんサポートするわけですが、自然と他人に優しい気持ちを持つようになった気がします。

 

これっておじいちゃんから頂いた貴重なレクチャーですね。感謝しております。。。