おじいちゃん介護のお手紙メモリー

おじいちゃん介護のお手紙メモリー

数年間に渡る父の介護が、父の死去とともに終わり早1年、いろいろあった出来事をイラスト・レターにしたため、介護に協力してくれた3人の子供たちにちょっとずつ送ることにしました。ただ送ってももったいないので、ブログに記録し、同じような介護生活を過ごしている方々に紹介しようと思いました。いつまで続くか、どこまで書けるかわかりませんが、笑いあり、苦労あり、涙ありの介護生活をどうぞご覧ください。

お葬式 12 おじいちゃんの法要

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No. 192

<2021年7月28日 私から娘へのレター>

おじいちゃん(父)の49日が終わってホッとするのもつかの間。。。

直ぐに1周忌がやってきます。

 

おじいちゃんの命日は1月10日。

相変わらず不愛想な生臭坊主(おっと、失礼!)に、法事素人である私。。。勇気を出して電話すると。。。

 

「1周忌は、命日前の1ヵ月以内ですね」とのこ。

 

実は母の命日が2月4日で、同じ年に13回忌を迎えます。

理系で、ついつい合理的に何でも考えてしまう法事素人の私は。。。

「そうだ、父の1周忌と母の13回忌を一緒にやればいいじゃないか!」と思いつきます。

 

理由は2つ。

 

1つ目。弔問客がとんでもなく高齢者が多い!杖を持つ方が圧倒的に多いので、極寒の冬の足元の悪い中、法事を立て続けに2回も、しかも1ヵ月のインターバルでお呼びするのも気が引けて。。。

 

2つ目。法要費用。もしかしたら法要のお布施は2回分でも、花代(御花料)やご住職への食事代(御膳料)は1回分で済むかもっという。。。もちろん、弔問者もお香典が節約できるはず。。。

 

ところが、ご住職。。。

「あのねぇ~、1周忌と他の法要は同日には出来ないよ」っとつれれない一言。

よくよく調べてみると1周忌は故人にとって最も重要な法要とのことで、やはり他の法要とは一緒にはできないとありました。

これで私達も晴れて喪が開けることになりますしね。

ちなみに1周忌以降の法要は他の法要と一緒に執り行ってもかまわないとの事でした。

 

ということで、2018年1月10日命日の父の1周忌は同年12月に、母の13回忌は翌年2019年1月に執り行いました。。。。

 

で。。。すぐに同年2019年12月には父の3回忌がやってきます。

ややこしいですが、1周忌は没後1年後の命日、3回忌は命日を含む3回目の命日。つまり3回忌は2020年1月であり、法要はその前に開催なので2019年12月になるのです。なんと言っても1月早々は大事な「お楽しみ会」ですしね!

 

で。。。2018年中に3つの法要、2019年に2つの法要、計5回こなしたことになりましいた。

なので、お墓の後ろはお塔婆だらけに(笑)。。。

このお塔婆、次の法要ごとに処分しても構わないらしいですが、あまりにも白木のまま綺麗に保存されているので処分する気も起らず。。。3回忌までは大事に残しておきました。

 

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