介護生活26 夜の「ちょい悪会」の開始
<2019年7月11日 私から次男へのレター>
おじいちゃん(父)、伯母さん、義父さん(かみさんの父)の3重介護が続くと、かみさんだんだんとへたってきます。
そりゃそうです。
意図しない引きこもり。。。
よく考えたら、おじいちゃんって実父じゃないし、伯母は義母でもありません。自分の父の介護は遠方で片道1.5時間ですから。。。そりゃ疲れますよね。
時間的な束縛なんて、ほんと想像を絶します。
拘束時間は介護として彼らと一緒にいる時間だけではないですから。。。
通院のためのいろいろな手配。。。
おじいちゃんの場合は着替えに始まって、タクシーの手配、ケアマネさんとのデイサービス・スケジュール調整。。。帰ってきたら掃除、洗濯、食事の準備!!
入院中の叔母は、下着などの着替えや飲み物、テレビカード購入に冷蔵庫の管理。。。寂しい入院生活なので、おしゃべりに飢えているのか、なかなか帰れません。。。
義父さんの通院はなんていったって、片道1.5時間、往復3時間です!それだけでクタクタ。
そうです、自分の時間が全く持ってない、ない、ない!
どうやったらかみさんのガス抜きができるのか?
考えました。
そうだ
終末の深夜に遊ぼう!
1日の介護を終え、家事洗濯を終え、おじいちゃんも寝静まった夜中の0時過ぎ。
飲みに行こう!
私の住む家の近所は結構繁華街の近く。
0時過ぎにも開いている店はいくつかあります。
しかも終電なんて関係なし! 近所ですから!
ゆーーーーっくり飲めるわけです。
次の日が土日なので寝坊!!
これはなかなか楽しかったです。
長くは飲めないので、美味しいものと極上のお酒を注文し、ここ数週間の出来事を面白おかしく、時には愚痴として話します。
かみさんと2人きりの飲み会なんて、そういえば子育てで忙しく、
そんな暇なんて、ずーーーーっと無かったし。
子供ができる前のまだまだ若かった頃を思い出したりして。。。
ちょっとウキウキですね。照れ臭いというか。
この気持ちの小さなチェンジでやっかいな介護生活をほんのひと時だけ忘れることができます。
いろいろと制約がある方も多いでしょうが、これお薦めですよ!
気分もすっきりしますし、夫婦の想いや今後のことも結構真剣に(面白おかしくですが。。。)、じっくりと語り合えます。
そうそう、介護じゃない夫婦にもお薦めですよ!(子育て中は難しいか。。。)